2009年7月9日セラピー7
2018.08.28
こんにちは。
レイラのアシスタントです。
恵まれた家庭に生まれた男性のお話 の続きをさせていただきますね。
彼の過去世をリーディングしてみるとそこには彼が貴族社会で生まれ、父親の決めた人と結婚していました。
しかし、しかし所詮決められた結婚。愛情はありませんでした。
愛を知らない彼はある日、猟に出かけ、山の中にいる一人の女性に恋い焦がれてしまうのです。
それから自分自身の人生も役目も、夫としての役割も全て捨て、その女性をただ遠くから見つめることだけ執念を燃やしていくのです。
何年も過ぎ、父親が彼を探しに山へ入って行きます。
その時やっと見つけた息子は、その恋焦がれている女性に手をふれることなく、関わりを持つわけでなく、酒を飲み、ただひたすらその女性に会うことだけを恋い焦がれているのです。
それはまさに現代と同じようなあり様です。
そしてとうとう彼は馬から落ち、頭を撃たれて亡くなってしまいました。
彼の中にはそのカルマがずっと根付いていたようです。
レイラが過去の魂に浄化のエネルギーを送っていくと頭から強烈な毒素が見えないガスとなって彼からあふれ出ていきました。
そして彼は浄化後、何もする気がなく、ただ自分の中から何かが湧きあがっていくのを待つと言う一週間ぐらいの日々を過ごしたということを聞きました。
それからその女性とは交流を深め、色々な事を語り合う、友人に成長しました。
悩みを打ち明け、そしてその悩みを解決するためにどうしたらよいのか、彼は愛情と友情の違い、自分の恋焦がれる思いを友情というエッセンスに変えることに成功しました。
今は自分自身が冷静さを取り戻し、大切な事は何なのかを見つめられるようになったといっています。
過去世との境遇の違い、誰しもが魂は生まれ変わってきているとするならば、今現代に生きているあなた自身の魂は過去世においてはどんな境遇を辿っていたのか。
人間社会の中での長い歴史の中では今現在ほど豊かに物質や環境に恵まれた時代はないとも言えるでしょう。しかし心の中にある喪失感や心の中にある憤り、そして何を求めて生きていったらいいのかという不安感や道なき道を歩いているような閉塞感、そういったものは過去の魂より持ち合わせたものなのかもしれませんね。