2010年6月12日大奥・・・絵島のお墓参り
2018.08.30
レイラです☆
昨日は、お仕事で長野県伊那市高遠町まで足を伸ばしておりました。
長野県の玄関にあたる諏訪地方では、7年に一度の奇祭御柱祭が開催され、今年も又、大変な惨事に見舞われてしまったことは、記憶に新しいと思います。
上諏訪神社から、山の神様にごあいさつさせて頂き、杖突峠を越えて高遠へ!!
私にとって、桜の名所として知られる高遠はとても縁のある地域なのか?
よく行かされます・・・・。
高遠城に隣接して、絵島館が再現されております。
絵島が流罪にあい、32歳ぐらいから61歳まで過ごしたところです。
華やかな大奥の世界から、山合いの小さな町へ流れて
絵島は、どんな気持ちで女盛りの時を乗り超え、
罪の意識からか、日蓮宗の写経に励み「一日一菜一汁」を日課に
生き抜いたのでしょう。
絵島事件は、当時大奥の影の権力争いの餌食となり、
1500人あまりの人が罰せられたと言われています。
しかし、徳川幕府はやることがイキだなぁ・・・とつくづく思います。。
高遠の桜は、情念を感じるほど狂ったように華やかに咲くのです。
一度行かれた方なら、高遠の桜に見せられる事でしょう。
絵島は、一年に一度咲き誇る桜を見て、大奥を想い出した事でしょう。
絵島の墓石には、「幸」の一文字が深く刻まれておりました!!
帰りは、下諏訪神社のお参りをして、山の神様に深く敬意をはらい
東京に戻りました・・・・。
日本は、神の国と言われています。
山の玄関に神社が祀られ、出口にも神社が祀られているこの国の神秘に触れた想いでした。
絵島も、山の神のエネルギーに癒されたことでしょう!!