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憑依9 死者からの復讐劇

2020.10.08

世にも恐ろしい話だが現実にあったお話です。あれは、私がまだ駆け出しの頃で 交通事故に遭いカイロや整体に三日と開けずに通っているが一向に治らず紹介できた 女性です。彼女の夫は保険金を増やした途端に朝方ダンプにはねられ即死。また彼女は 新橋のお風呂屋さんで産まれましたが、子どもの頃から姉弟で霊が憑依するので、霊能者に 払ってもらっていたそうです。しかし度重なる不運に本心は疲れていたのかもしれません。 ダンスの踊れる体にしてあげると言う神様のお言葉で足繁く通うようになり、すっかり元気に 美しく華やかに生まれ変わりました。所が人間は欲を出すと良い事がないと言うのは本当かも知れませんね。新橋のお風呂屋さんを売って羽田にビル持ちになったのですが、彼女は財産が欲しい人が 内にいたようで、母親を延命させ、弟を自殺に追い込んでしまったのです。お金持ちで、自ら死ぬ理由なんてどこにも無かったのです。弟は20歳から精神を患い晩年は糖尿病にもなっていましたが、 ビルの家賃収入で充分暮らしていけるし、六文銭を持ってあの世に行くと新聞紙に貯金の札束を包んで自殺してしまいました。その後、母親も亡くなりビルは彼女の物になりました。新橋は元々、徳川幕府の首切り役人の家で一人娘がおり許婚の夫がいました。所が戦後、お風呂屋に奉公にきた父親と恋仲になり、夫は自殺してしまったのです。その後一人娘と父親は結婚しましたが、子にも恵まれず 38歳で跡取り娘は死んでしまいました。父はすぐ妻を娶り彼女が生まれたわけです。彼女は、銀座のお嬢様として暮らしましたが、常に霊に追いかけ回されて自分も交通事故に遭いました。弟が死んで、あの世から一人娘と結託して復讐劇が開始されました。彼女は先祖代々の墓も全て移し宗教変えしておりました。弟の自殺の真相は、彼女に憑いていた女帝の魂の仕業でした。女帝の魂は中国から来た成りあがり者で、自分の欲しい物は全て手に入れたいと言う欲望の塊でした。一人娘も前夫も弟も、あの世の女帝の仕業でした。三人は結束し、あの世から彼女に復讐劇を果たしました。墓を元の 南砂のお寺を調べて買い戻し、宗教変えした仏壇も全て元に戻しました。そして命が惜しかったら ビルからでて行けと霊界が追い出しにかかりました。それ以上に、女帝の霊は妹の夫が欲しいと 妹は末期癌で亡くなりました。もはや彼女の内にいる女帝は、人ではありません。霊魂を操り欲得の 為なら何でもする極悪人と化しています。霊界から大きな裁きを受けた事は間違いありません。 もう二度と生まれ変わってきませんように・・・・と祈るばかりです。

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