豊臣秀吉の悪事
2021.02.01
魂の世界から豊臣秀吉と言う人物を紐解くと、彼は自分のエゴで生き誰も幸せにしなかったのではないか?と想う。北政所も結局は豊臣を裏切って徳川家康に加勢する。関ヶ原合戦の悲劇である。
私は霊能者として霊は見えないが次々と魂のカルマを持った人が来るので、魂の救済を仕事として受け入れて浄化に励んでいる。確か北政所の前世を持つ女性が初めて来たのは2014年の事だった。
最初は、ご主人で人の良い真面目な男性で妻の事で悩んでいた。その妻が北政所だった。今世も子供が産めず恨み辛みで数奇な運命を辿っていた。女性としての幸せが手に入れたくても入らず、苦悩して自分を責めている。北政所は若い頃に4人も子供を下ろしたようだ。勿論、昔だから冷たい水に入ったり子供が生まれない様に、いろいろ策があったようだが、若い夫婦でお金も無く身分の低い木下藤吉郎と言う男に全てを捧げた人生は、過酷だった。織田信長に引き上げられ天下取りになる道のりの中で、妻おねにした仕打ちは過酷極まりない。おねが本当に天下を望んでいたか?藤吉郎のエスカレートしていく世界について行けず最後は、秀吉亡き後徳川家康につくのも無理は無い。関ヶ原の合戦は、石田三成が淀姫と秀頼に自分の命の尊厳を見せしめる為にした人生最後の芝居の舞台だったかも知れない。どんなに自分が豊富の為に、淀姫と秀頼の為に命を張って頑張れるか?見せたかったのかも知れない。豊臣秀吉は、おねとの間にできた子を生ます事が出来ず、だからと言って秀次をも最後は自害に追い込み、その妻子供も殺した。甥の小早川秀秋も最後は関ヶ原の合戦で豊臣を裏切り、秀吉の人生は破天荒で豪華絢爛、歴史に名を残したが、多くの犠牲を伴っている。人の愛も幸せも奪い取り、親族さえも犠牲にして得たものは、豊臣と言う栄華だけなのでは無いかと想うほど、浅ましい。秀吉によって幸せになった女性が一人もいない。淀姫も最後は自害、北政所は家康を味方する。
女性を泣かせ苦しめた男の魂が行く先は、決して幸せは無い。どんなに天下をとろうとも女一人幸せにしていない秀吉は、相当な悪を抱えていたに違いない。だから神様に帰依することも出来ずに、逆らい反発して悪事を重ねてとうとう黄泉の国に落とされたのだと想う。クワバラクワバラ、続く