5: 魂の告白 略奪愛の炎
2021.10.09
男女の愛は磁石の様に引き合い、一度火が付いて燃えてしまうと、なかなか愛の炎は消せないのかも知れません。別れても忘れられない、他の人を好きになれない、幸せを求められない、まるでパンドラの箱に閉じ込められてしまったかのように、他の誰も愛せないのです。執着のエネルギーが燃え続けて、他の誰をも受け入れる事が出来ないのです。魂の病、愛のなせる技、人を好きになるのに理由は要らないのです。そんな罠にハマってしましたら、喜びと苦悩が合わせ鏡のように続きます。不倫を続けてしまう人、結ばれない運命の人を好きになってしまうケース、或いは略奪愛、そんな愛の問題の中に脈々と流れている、過去世からの魂の問題があります。因縁ある魂が巡り会ってしまうと、お互いの中で生きている昇華されてない魂の炎が燃えてしまうと、厄介な事になります。肉体を超えて魂がお互いを求めて呼び合います。現世の2人には聴こえない、見えない世界のカルマですが、磁石のように引き合うエネルギーが動き出していて、手に負えません。恨みを買うと解っていながら、人の道を踏み外す。誤ちを繰り返す。相手を苦しみの境地に陥れても手に入れたいと望み、既婚者と関係を結んでしまうなど、愛には究極の喜びと同時に、裏切りや不正から来る苦しみは憎悪となって計り知れません。他人が入り込めない境地なのです。熱が冷めてしまうと取り憑かれていたのかと思うほど、冷め切ってしまうこともあります。妻のいる男性と関係を結び略奪した結果、幸せは長くは続かず、また略奪されたケースがあります。略奪愛のカルマに取り憑かれた女性は「腐れ縁」の関係だと思い込んで、彼を忘れられずにいました。過去世セラピーでリーディングすると、2人は1300年程前の前世で侵略の歴史の中で結ばれた夫婦でしたが、権力争いの最中、略奪されてしまったのです。妻の魂は、2人が子を儲け幸福だった時代に戻りたいと願うあまり、彼への執着は怨念と化していたのでした。恨みつらみの関係から逃れられない魂は、過去世の幸福だった時代への執着心が、
今の運命を決定づけているのかも知れません。穏やかな愛や平穏な毎日を望みながら、魂は彼を取り戻す事に執念を燃やして、貴女の中で息づいているのでず。行ける所まで行こうとする魂の怨念の力を止めることはできるのか? 男女の愛、結婚も過去世の魂の執着が引き寄せる事があるのです。
無意識に欲求不満の魂が、カルマを繰り返してしまう場合があるのです。悪縁を断ち切り良縁を繋ぎたいものですね。