愛を繋ぐ縁
2021.12.22
人間の本能のなかに、食欲、睡眠欲、性欲がある。
特に性欲は、理性では解決できない愛の問題を引き起こす。
特に結婚と言うのは、ご先祖同士が家族の縁を繋いでいる事が、往々にある。
近年、結婚は本人同士の問題と思われているが、
決してそうでは無い。
先祖同士が目に見えない世界からご縁を繋ぎ、家族になっ
て子供が生まれ変わって来る。
それが因縁を生み出し、良縁になったり悪意になったりする。
家族だから幸せと言う場合は限らず、カルマを解消するため
に、過去の因果応報で、 出逢わせられていたり、夫婦や親
子の縁が、人間界の修業だったりする場合がある。
特に親子は切っても切れない縁ゆえに、血は水より濃いと言
う。夫婦や親子が縦横十字の強い絆で繋がれば良いが、
過去からの恨み辛みの因縁を持ち込んで、先祖の魂が
転生して生まれ変わってくる場合がある。
だから夫婦、親子、家族の縁が、全て輪になって上手く
いくとは限らず、だからこそ家庭、家族が愛の修業の実践に
なり得る。
愛の縁は、人間の世界を大きく左右する。
人は、愛がなければ生きてはいけない生きものだから、
自分に与えられた愛の縁を、恵の種として受け入れて
豊かな尊い縁に育てて生きたいものだ。