運命とは自らが招くと言うが、魂のご縁で繋がったその背景には

目に見えない世界からの大きな力が働いている事は、間違いない。

占いだけでは解決しないのは、人間の運命をコントロールしている

スピリチュアルな力が働き、運命を左右するからだ。

永遠のアイドルMも来年は還暦、本来なら娘の幸せな結婚と孫の誕生を祝う

シニアの仲間入りの世代ですが、悲劇の背後には親子の対立がある。

対立は、お互いが争い競い合い、意地を張り合い、認めて貰いたい心が摩擦を

生み出し、背を向け合う。何一つとして良い結果は生まないが、娘さんKは

死に物狂いで努力して手に入れた地位や名誉を、自ら死をもって捨ててしまわれ

た背景には、愛の喪失と目に見えない世界からの強烈なアタックがあったのでは

？と考えられる。喉の不調や結婚相手の裏切り、薬への依存、「幸せにさせるも

のか」と言う悪の力、破滅へと導く力に追い詰められていたに違いない。

Mは戦国時代に居城を築いた武将一族の子孫だとすれば、多くの人が血を流し

犠牲になっている。

また親子二代にわたってトップクラスにのし上がる力は、並外れた強運故の支障

が起き得る。

昔は下克上もあり、常に足の引っ張り合い、略奪、侵略の歴史の繰り返し。

Mは自分の幸せの為に、他人の家庭を壊してしまった罪が、魂の世界、

先祖から制裁が来ていたとしたら、子孫継承の大事な時期に、娘さんが自殺に

追い込まれ命を失ったなら、自分の幸せも孫を抱くことも、築き上げたものを

破壊された痛みを味わうことになる。

後悔と懺悔の思いを抱えて生きる事になる。

魂の世界からの制裁ほど、恐ろしいものは無い。

現世は誰もが自由に自分の意思で、人生を選択して生きれると思うのは大間違い

で、過去の因果応報、この世を魂の修行の場として生きる心を持たないと、

こんな耐えられない悲劇を自らが招き入れてしまう事になる。

親子二代に渡って天下を取り、女性としても幸福な人生を送れる様に、

心を尽くし努力をしていたなら、人生は大きく好転して変わっていただろう。

他人の恨み辛み、妬み嫉妬には、図り知れない先祖代々の大きな力が働くことが

ある。家を潰されるとは、お家断絶、子孫継承が絶たれることに繋がっています

魂は永遠に生き続ける世界だからこそ、自分の生き方も修正できる。

それを魂の修業と言うのです。